1.8. ガイドラインの観点別マッピング¶
Caution
本バージョンの内容は既に古くなっています。最新のガイドラインはこちらからご参照ください。
ガイドラインの4章以降は機能別に説明されているが、機能面とは別の観点で、どの節にどの内容が含まれているかのマッピングを示す。
1.8.1. セキュリティ対策に関するマッピング¶
1.8.1.1. OWASP(Open Web Application Security Project)による観点¶
OWASP Top 10 for 2013を軸として、 セキュリティに関連する機能の説明へのリンクを記載する。
項番 | 項目名 | 関連するガイドライン |
---|---|---|
A1 | Injection SQL Injection |
(クエリにパラメータを埋め込む場合は、バインド変数を使用する旨を記載) |
A1 | Injection XXE(XML External Entity) Injection | |
A1 | Injection OS Command Injection | |
A1 | Injection Email Header Injection | |
A1 | Injection |
(外部からの入力全般に対する入力チェック方法を記載) |
A2 | Broken Authentication and Session Management | |
A3 | Cross-Site Scripting (XSS) | |
A4 | Insecure Direct Object References Directory Traversal | |
A5 | Security Misconfiguration |
|
A6 | Sensitive Data Exposure | |
A7 | Missing Function Level Access Control | |
A8 | Cross-Site Request Forgery (CSRF) | |
A9 | Using Components with Known Vulnerabilities | 特に言及なし |
A10 | Unvalidated Redirects and Forwards | 特に言及なし |
1.8.1.2. CVE(Common Vulnerabilities and Exposures)による観点¶
ガイドラインで言及しているCVEごとにその説明とガイドラインへのリンクを記載する。 ガイドラインで言及していないCVEについては、Pivotal Product Vulnerability Reportsを参照されたい。
CVE | 概要 | ガイドラインでの言及箇所 |
---|---|---|
Apache Commons FileUploadを使用するとファイルをアップロードする処理で細工されたリクエストによるDoS攻撃を受ける可能性がある | ||
CVE-2014-1904 | <form:form> タグの action 属性を省略するとXSS攻撃を受ける可能性がある |
|
CVE-2015-3192 | DTDを使用したDoS攻撃が可能となる | |
CVE-2016-5007 | Spring SecurityとSpring MVCのパス比較方法の差異を利用して認可のすり抜けが可能となる |